コピー・ペーストの方法
10/29/2002
ワープロソフトなどではコピーしたい範囲をマウスでドラッグし、[コピー(または切り取り)]を選択し、ペーストしたいところにカーソルを移動し、[張り付け(ペースト)]を選択します。emacsでも同様のことが可能です。マウスドラッグに対応する操作を覚えてしまえば簡単です。emacs上で文字列をコピー・ペーストするには以下のように行ないます。
- コピーしたい領域の先頭にカーソルを移動し、C-SPC (SPCはスペースキー)を入力します。
ミニバッファにMark setと表示されます。 - コピーしたい領域の末尾の次の文字までカーソルを移動します。
(画面上は何も表示されませんが、マウスでドラッグしたのと同じ状態になっています) - M-wを入力すると、バッファにコピーされます(画面上ではカーソルが一瞬前後に移動します。)
- ペーストしたいところにカーソルを移動し、C-y を入力します。
M-w のかわりに C-w を入力すると、コピーではなく切り取りになります。
一行だけ(または行の途中から行末まで)の切り取り・ペーストはもっと簡単です。
- カーソルを行の先頭(または切り取りたい位置)に移動し、C-k を入力するとバッファに切り取られ。カーソル位置から行末までが消えます。
- ペーストしたいところにカーソルを移動し、C-y を入力します。
操作を途中でやめたいときは C-g を、切り取り・ペースト前の状態に戻したい時は C-x u を入力します。
長方形の領域(矩形)に対する切り取り・ペーストもできますよ。
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