英文スペルチェッカーispell
1997/02/11 新規登録
電子メールさえつかえれば、英語の原著論文を読んで、分からない点があっても、直接著者にメールを書いて質問することができます。米国の心理学者ならほとんど100%、毎日メールをチェックしていますし、自分の論文に関する質問ならば、仮に外国の学部学生からの質問であっても、ちゃんと返事を書いてくれます。でも質問メールにミススペルなどがあっては、相手方に良い印象を与えることはできません。ispellは簡単な操作でミススペルを発見・修正することのできる機能です。
超簡単操作
- まず英文を(Muleなどを使って)書きます。 ファイル名をいま letter.doc とします。
- 手紙が完成したら、 psych% ispell letter.doc と入力します。
- もしミススペルのある単語があれば、その単語が指摘され、正しい単語の候補が表示されますので、その番号を入力します。
基本的にはこれだけの超簡単操作です。もう少し詳しい説明が欲しいヒトは、次を読んで下さい。もう少し詳しい説明
ispellを起動すると、次のような行が画面に表示されます。[SP] R)epl A)ccept I)nsert L)ookup U)ncap Q)uit e(X)it or ? for help
この意味は次の通りです。================================================================R Replace (ミススペルを正しい綴りに直します)Space ミススペルの指摘があった単語を今回だけは、修正しないA ミススペルの指摘があった単語を、この後も一貫して修正しないI 修正単語を受け入れ、それを個人辞書に保存するU 修正単語を受け入れ、その小文字形を個人辞書に保存する0-n 修正候補の単語中の1つと置き換えるL その単語をシステム辞書で検索するX ミススペルを無視して、ファイルに結果を書き出し、 次のファイルのスペルチェックに移るQ ただちにQuitする。ファイルは変更されない。! シェル・エスケープ^L 画面の清掃^Z プログラムの中断? このヘルプ画面を表示する================================================================なお、ispellはMuleの内部に居ながらにしてスペルチェックすることができます。その機能の一部が不良で現在、動かないところがあります。後日、完全になったら解説をつけ加えておきます。
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