そんなときには、キーボードマクロの機能を使うと、単純な繰り返し操作をあっというまに済ませることができます。
キーボードマクロの登録開始は C-x ( で、これを入力した時点からすべてのキー入力が キーボードマクロとして記憶されていきます。
キーボードマクロの記憶を終了させるには、C-x ) を使います。
記憶したキーボードマクロを呼び出して実行させるのは、C-x e です。
例をあげましょう。
いま次のようなデータがあったとします。
06031 554554455445455545 29 30 242531467 01732 442354324425442425 17 27 194716235 01632 555555335555553555 26 30 281567234 00632 355445553443435455 24 24 281243567 04122 243154315525321525 09 29 201746325 00922 243154325535422535 12 29 226721534 : : : : :このデータのすべての行について、2番目のかたまりを、
06031 5 5 4 5 5 4 4 5 5 4 4 5 4 5 5 5 4 5 29 30 242531467のように1数字ごとに空白を入れたいとします。
M-200 C-x eとマクロの繰り返し回数を指定してやると、すべての作業が瞬時に終了します。
簡単でしょ?