学問研究のフィールドではTeXの強さは今さらいうまでもありませんが、ビジ ネスやアドミニストレーションに関する仕事にも使えるという一つの例です。
要はmeeting.sty というスタイルを使えば良いのですが、この使い 方にかんする情報があまり見当たりませんので、以下に、簡単な説明をかねた サンプルをあげておきます。参考にしてください。
\documentstyle[epsf,meeting]{jarticle}%
% 議事録スタイル(meeting.sty)の使い方 サンプル 980514%
% ・細かいことはまだ不明ですが、大体のところは使えるようになりました
% ・図や表はもちろん箇条書きなどの環境も使えます
% ・複数ページに及ぶときの処理もきれい
% ・議事録の主要なヘッダーはプリアンブルで指定します。
%
%
%\where{第2会議室}
% 会議場所\when{\today}
% 会議日時\who{おれ,おまえ,その他}
% 出席者名(半角コンマで区切る)\date{\today}
% 議事録作成日\回覧{係長,課長,部長,社長}
% 回覧先(半角コンマで区切る)\配布{Bill Clinton,橋本龍太郎}
% 配布先(半角コンマで区切る)\西暦
% 日付を西暦とする場合に指定
\begin{document}
\議事録{炭素菌とサリンを地球上から駆逐する方法 1}
%
% 同一文書内に二つ目以降の \議事録{} があると、そこで改ページされ、
% 次ページから新たな議事録が始まります。議事録ヘッダーも新たに
% 書かれます。
\section{セクション}
ご覧の通り段落の頭で文字下げされません。誰が何を言ったかについては、
description 環境が使えそうです。
\begin{description}
\item[社長] 私は社長です。本日はご多忙中のところご参集下さいましてあ
りがとうございました。これは議事録スタイルのテストです。
\item[副社長] 私は副社長です。社長の椅子を狙っています。早く引退せよ
ぢぢい。これは議事録スタイルのテストです。
\item[President] I am a president of this companey. Thank you very
much for coming to our office. This is a test.
\end{description}発言者名が発言の後ろに斜体で書かれるのがおしゃれか
も。
\subsection{サブセクション}
これは議事録です。表や図の環境にも対応しています。
\begin{table}[htbp]\begin{center}
\caption{表も使えるよ}
\begin{tabular}{lll}\hline \hlineこれは & テーブル & 環境です\\ \hline
23 & 45 & 56\\ \hline
\end{tabular}\end{center}\end{table}%
\begin{figure}[htbp]
\begin{center} \epsfile{file=zener.ps,width=8cm}
\end{center}
\caption{図も使えるよ}\label{ESPcard}\end{figure}
\end{document}
以上です。
では happy texing !