そんなとき、SLiTeXを使えばたいへんに能率よくOHP(またはスライド)原稿 を作成することができます。
SLiTeX自体の使い方は、「美文書入門」の p.334からを参照してください。た だし、OHPに絵を入れるのはちょっとしたコツがあります。それは ここを見てください。また、表が必要となったときのコツ はここを見てください。
これで ohp-root.dvi が作成されますので、prev で見るなり、印刷するなり してください。psych% virjtex '&jsplain' ohp-root
なお、毎回 virjtex '&jsplain' をキー入力するのがめんどうなヒト は、次のような簡単なシェルスクリプトを書いておくと良いでしょう。
いまファイル名をたとえばslide とかすると、# virjtex '&jsplain' $1
することを忘れないように。そうすれば、psych% chmod u+x slide
で、仕事は終りです。では、happy texing!psych% slide ohp-root
EPSFファイルをスライドにすることができます。ここではそれを紹介しておき ます。 いまたとえば fukei.psという名前のポストスクリプトファイルをスラ イドの中に仕込みたいとします。そのためには、
\begin{slide}{}
\epsfile{file=fukei.ps, height=4cm}
これは、風景の図です。
\end{slide}
ここで注意すべき点は、フツーの TeX ドキュメントにポストスクリプトファ
イルを仕込む場合と違って、\begin{figure} -- \end{figure}とかを
使わないということです。なぜかは知りませんが、figureやtableの環境を使
うと、ずっこけます。
\begin{center}
\begin{tabular}{lll} \hline
..... \\
..... \\ \hline
\end{tabular}
\end{center}
また(当然ですが)captionも指定できません。表タイトルが欲しいときには
単なるテキストとして書き込んでください。
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